お子さんのお口に虫歯を見つけたら～虫歯治療～

東京都杉並区の「くろだ小児歯科」は荻窪駅西口から徒歩1分の場所にある、小児専門の歯科医院です。当院の院長自身も3人の子育て中であり、小さなお子さんや妊婦さんへの治療や予防ケアを得意としています。

平日は21時まで、土曜日も診療していますので、保育園のお迎えの後にご予約を入れていただくこともできます。虫歯は早期発見・早期治療が肝心です。お子さんのお口に気になる症状があれば、どうぞお早めにご相談ください。

小さなお子さんに麻酔注射を行う際は、できるだけお子さんに痛みを感じさせない配慮を行っています。まず、注射がお子さんから見えないようにし、なるべく細い針と、注入圧力を一定にできる電動麻酔器を使用しています。麻酔液もカートリッジウォーマーを使用して人肌に温めているため、注入時の違和感が軽減されます。

当院では、お子さんが動かないように無理やり抑えて治療をすることはありません。そのため、抑えるためのレストレーナー（抑制具）も用意していません。親御さんの中には、こどもの頃にレストレーナーを使用されて歯医者への恐怖心を持ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか？　当院では、お子さん自身が納得してお口を開けてもらえるよう、さまざまな働きかけをして、治療をすすめてまいります。

歯科治療で不安を感じるのは「何をされているのかわからない」ときではないでしょうか？　当院では、治療前に診療室のモニターで治療についてわかりやすく説明したアニメーションを見ることができます。これから何を行うのか、お子さん自身がある程度理解することで、安心して治療を受けられます。また、お子さんが大好きなアニメを流すことができますので、楽しみながら治療を受けていただけます。

虫歯はミュータンス菌などの原因菌による感染症。歯に付着するプラーク（歯垢）の中に虫歯菌が生息しています。お口の中に糖分があると、それを栄養源にして虫歯菌が酸を出し、この酸によって歯が溶かされていくのが「虫歯」なのです。

このように虫歯になるためには、1.虫歯菌の存在、2.お口の中に残る糖分、3.虫歯菌が活動して酸を出すまでの時間、4.歯や唾液の質、といった要素が関係して引き起こされています。

つまり、虫歯を防ぐためには、毎食後や就寝前（唾液の分泌が減る）にしっかりとブラッシングをして、お口の中からプラークや食べかすを取り除くことが大切になるのです。小さなお子さんの場合は、乳歯でも永久歯でも、生えたての歯はやわらかく虫歯への抵抗力が低い状態にあります。あっという間に進行してしまうので、注意が必要です。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

進行段階	症状	治療法
CO（初期虫歯）	痛みなどの症状はありませんが、歯の表面が白く濁って見えます。	歯の表面に付着する汚れや、虫歯菌が生息するプラークを取り除き自然な再石灰化を待ちます。ブラッシング指導やフッ素塗布を行います。
C1（エナメル質の虫歯）	歯のもっとも表面にあるエナメル質が溶かされて、黒や茶色に見えます。	虫歯になっている部分を削り取り、歯科用プラスチック（レジン）で削った部分を補います。
C2（象牙質の虫歯）	エナメル質の下にある象牙質まで溶かされています。冷たいものだけでなく、甘いものを口にしても痛みが出てきます。	虫歯になっている部分を削り取り、詰め物（インレー）を作製して取り付けます。
C3（神経まで達した虫歯）	象牙質の内側にある歯髄（しずい＝歯の神経や血管の集まり）まで虫歯に侵されています。大きく穴が開いており、何もしていなくても激しい痛みに襲われます。	歯の内部から汚染された部分をしっかり除去し、中を消毒して薬剤を詰め、被せもの（クラウン）を装着する「根管治療（こんかんちりょう）」を行う必要があります。
C4（末期の虫歯）	歯の歯ぐきから上に出ている部分（歯冠）が溶かされて、なくなっている状態。神経は死んでしまっているために痛みは感じません。放置すると、歯の根の内側で膿ができ、再び激しい痛みに襲われます。	ほとんどの場合、歯根部も虫歯に汚染されていますので、抜歯しなくてはならないケースがあります。抜歯後は入れ歯やブリッジ、インプラントなどの治療で歯を補う必要があります。

治療後であってもお口の中から虫歯菌が完全にいなくなることはありません。そのため、虫歯は再発するリスクが高いお口の病気なのです。虫歯の治療後は、よい状態を保つためにも予防・メンテナンスがとても重要です。ご自宅でのブラッシングや親御さんの仕上げ磨きなどセルフケアとともに、歯科医院での定期的なチェックと予防ケアをぜひご利用ください。

荻窪駅西口から徒歩1分の「くろだ小児歯科」では、ホワイトニングも行っています。毎日使い続ける歯は、色の濃い飲食物（カレーやコーヒー、紅茶など）や喫煙などで少しずつ着色や変色が起こるものです。小さなお子さんの白い歯を見慣れてくると、ご自身の歯の黄ばみが気になってくる親御さんもいらっしゃるのでは？　歯の黄ばみは、表面をどんなに磨いてもそれほど白くなるものではありません。

そんなお悩みを解決するのがホワイトニングです。専用の薬剤や特殊な光の照射によって、歯の黄ばみを解消していきます。歯を削るなどのダメージを与えることなく、快適に歯を白くすることができます。施術前にはしっかり歯のクリーニングも行いますので、お口の健康にも役立ちます。笑顔に輝く白い歯を、ホワイトニングで手軽に手に入れてみませんか？　ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。