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くろだ小児科のお知らせ詳細

東京都杉並区の「くろだ小児歯科」の更新情報詳細をご案内するページです。当院は、荻窪駅西口から徒歩1分の場所にある小児専門の歯医者です。他の記事やこれまでの更新履歴は、新着情報一覧からご確認いただけます。

手づかみ食べについて

離乳食後期、生後9カ月頃からはじまると言われる赤ちゃんの手づかみ食べと歯並びの関係についての内容です。離乳食後期の9カ月頃になると、赤ちゃんの心に自らつかんで食べたいという意欲が芽生え、手づかみ食べをはじめるようになります。 

づかみ食べとは、食べ物を目で確かめ、手でつかみ、口まで運び入れる協調運動のことです。

目で見る ・・・ 食べ物だと認識する。目で食べ物の位置や大きさ、形などを確かめる。

つかみとる・・・ 食べ物の固さを実感する。手でつかむことによって、食べ物の触感や温度、適切な握り方を確かめる。

口に運ぶ ・・・ 食べるための適量や、運ぶ場所などを知る。食べ物を口まで運ぶことによって、目・手・口の協調運動を行う。

  • この時期に、これらを十分に行うことで自分の口にはどのくらいが入るのか、モノには柔らかい固いなどがあり、それに対して柔らかく持つのかしっかり持つのかの手加減などを学んでいくのです。

    一口大の重要性 手づかみ食べをする事で色々な感覚が発達すると言われていますが、その一つにその子の一口大(適量)もわかるようになると言われています。それは奇麗な歯並びにもつながるためのひとつになります。

    一口大がわからないと食べ物を詰め込みすぎてしまい、しっかり嚙めないまま丸呑みしてしまうことになります。(胃にも負担がかかります。)しかし、一口大がわかることでしっかりと嚙めるようになり、しっかり噛んで正しい飲み込みが出来る様になることで奇麗な歯並びにつながります。ですから手は汚れてしまいますが、手づかみで一口大を知ることは大切なことなのです。