くろだ小児科のお知らせ詳細
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歯並びと卒乳の関係
歯科衛生士の佐藤です。
前回は奇麗な歯並びのために、赤ちゃんは哺乳期のころから正しい口の動かし方をすることの大切さをお伝えしました。今回も奇麗な歯並びにするためのアドバイスをお伝えします。(奇麗な歯並びには、舌の動かし方や位置が関係しています。)
哺乳を開始してからしばらくすると離乳食も始まります。そして卒乳を考える時期がきます。その時期はいつごろが適切か難しいかもしれませんが大体の目安をお伝えできたらと思います。
*卒乳の適切な時期はいつ頃?
各家庭で卒乳の時期は色々と違うかもしれませんが、大体の目安ですが遅くても2歳半頃までには止められるようにすると良いと言われています。それ以降は卒乳が少し止めにくい傾向になりやすいそうです。各家庭の環境や考えもありますので、無理をせずにお子さんの成長具合に合わせて行いましょう。
*母乳を続けてるとどうなるの?
離乳食が始まると食べるための舌の動かし方になり、舌の動きは上あごに押し付けるようにして食べ物を飲み込むようになります。長い間哺乳を続けていると離乳食時にも哺乳時の舌の動かし方が残ってしまい、舌が前方に出る動かし方になってしまうことがあります。このことで歯並びが悪くなることがあるため適切な時期に卒乳をする必要があるのです。
また、離乳食の時のスプーンでの与え方も舌の動かし方に関係しますので、次回お伝えしたいと思います。
奇麗な歯並びは歯が生えるまえの段階から始まり、歯が生えてからは日々の生活でも変化していきます。特に3歳未満のお子さんは大人と違い歯の本数か少ないので、しっかりとよく噛む習慣を身につけましょう。